NCLEX書類審査とRN取得後の現状

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「事前の準備や情報収集に力を入れましょう。NCLEX書類審査について」

2017年11月3日更新 2016年12月14日掲載

NCLEX (National Council Licensure Examination)とは、日本でいえば看護師国家試験にあたります。つまりアメリカで正看護師になるためには、このNCLEXに合格する必要があります。たとえ日本で正看護師資格を取得していても、アメリカではNCLEX書類審査を受けて合格しなければなりません。またアメリカの看護師資格は、各州ごとに受験書類審査基準が異なります。しかしほとんどの州で、各州毎の英語試験合格やTOEFL、IELTS スコア、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーの提示義務があることは、昔も今も変わりません。

2009年7月頃から、NCLEXの書類申請した人、またはこれから申請を検討している人などから、申請書類や関連事項に関して、さまざまな質問や相談を受けることがとても増えています。これは米国各州の申請提出や審査基準が異なる為です。

以下は、実際に私がご相談を受けた一例です。

「カリフォルニア州で書類申請予定ですが、各教科の時間数を記入していますが、当てはまらない教科名と時間数をどのように書いてよいかわかりません。みなさんどうしてますか?」

「ニューヨーク州でCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)を提出して1年半が経過しますが、いっこうに書類審査がされている気がしません。こんなに時間がかかるのは普通でしょうか?審査されているのでしょうか?」

「以前、カリフォルニア州の書類作成をしていただき、NCLEXにも合格しました。しかし来年テキサス州に引っ越すことになりました。どうしたらライセンスを移行できますか?」

「ニューヨーク州は、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーなしで受験資格を得れるというのは本当ですか?」

さまざまな相談を受けるたびに感じることは、NCLEX受験に際し、きちんと必要な準備や情報収集をされているか、ということです。

ここでもう一度、明記しておきたいのですが、アメリカ国内で准看護師や正看護師になるための看護学校を卒業していない海外正看護師の場合、NC LEX受験書類審査には、2009年から2015年までは通常2年間ほどの時間を要しておりました。2016年からは弊社内で書類作成代行した方は早い場合で4ヶ月で許可証がおりております。そもそも、海外の正看護師は、書類審査が通っても受験資格を得られるだけです。もちろん重要なのは、書類審査に通るため(合格するため)の書類作成とその基準を満たすことです。そして合格したからといって安心はできません。看護留学生は、アメリカ国内で合法的に就労許可証を得られるまでは、たとえアメリカ看護師のライセンスを取得しても働けないのです。

つまり

  • NCLEXの受験許可証をもらうこと
  • NCLEX試験に合格すること
  • アメリカ看護師として働くこと

は異なるということです。

この3つを分けて考えることができなければ、当然NCLEX受験に対する準備はできません。しかし言い換えれば、これらをきちんと知っていれば、資格取得にどんな書類が必要か、資格取得だけでもどのくらいの時間がかかるか、また他州で看護師になろうと思ったときに、何をすればよいかおのずと分かってくると思います。

あなたは”即戦力”になれますか?正規看護師になった後の現状

アメリカ看護師資格を取得しても、日本に帰国している人達はたくさんいます。また労働許可証を持っていても、英語力や実務経験、コミュニケーション力不足で看護師として働けずにいる人も多いのです。アメリカで専門職として働くということは、日本以上に語学やコミュニュケーション、スキルの面でかなり努力が必要です。

私は、日頃から、さまざまな病院や医療現場、そして医療派遣会社の担当の人と面談し、日本人看護師を紹介していますが、いつでも雇用者側が求めるのは「即戦力!」です。例えば、アメリカ国内の病院で採用になると、長くて3日間ほどの研修があります。この3日間というのは稀な方で、ほとんどの場合、1日目の午前8時~午後3時で研修は終了し、翌日から現場に出るとパターンが多いです。同僚はもちろんいますが、看護師はどこの部署でも、同僚から学ぶ内容といえば「どこに何があるか?」「どこのオフィスに、いつこの書類を提出するか?」「締め切りはいつまでなのか?」といった程度で、患者のこともカルテのことも、全て一回教えてもらえるのが普通です。あえて新人正看護師が一番お世話になる方と言えば、正直、同じフロアで働く准看護師やアシスタント看護師、介護士の人達です。

人種のるつぼと言われるアメリカですが、医療現場では、長く働いているベテラン准看護師やアシスタントから「あなた(英語は)大丈夫?」と、容赦なく言われることがよくあります。医療英語・用語をきちんとものにせず、NCLEX試験に合格だけした海外の看護師が仕事に就けないのは、労働資格に限らず、このような看護師としての基本的な用語を英語で理解できないということが多々あるというのが現状なのです。またアメリカの医療機関では、電子カルテを使用しているため、英語で「統計学」を学ぶことはとても重要です。そのため、看護学校受講でも「統計学/数学」は単位として必須教科です。

“即戦力”看護師を目指して「医療用語」を学ぼう

ちなみに、NCLEX書類審査の手続きは、個人で申請することが可能です。しかし、現実には、書類提出不足や書類記述の誤り、または看護卒業校の書類不備でアメリカでの正看護師受験資格を失うことも多く、非常にもったいないと思います。そんな思いを抱えていた私が、アメリカで看護師として働きたい日本人のサポートとして2年前に始めたのが「NCLEX書類申請代行サポート」と「医療用語/英語クラス」です。NCLEX書類代行サポートは、弊社が提携する書類作成会社が、年間にサポートする人数(正看護師資格を持つ方のみ)を対象に、アメリカ内で丁寧に対応していきます。また医療用語/英語クラスは、アメリカのベテラン看護師が担当し、特に重要なベーシック・レベルからNCLEX受験までに最低限知っておくべきことまでを中心に、少人数で学んでいくクラスです。これらのクラスからは毎年NCLEX合格者を出しており、そのため予約待ち(Waiting List) になってしまうほどの人気です。

いよいよ2020年には東京オリンピックが開催されます。4年後に控えたこの一大イベントに先駆け、日米の看護師資格を取得し、医療英語翻訳者としてではなく、英語の分かる、そして話せる看護師を目指して、日本国内を盛り上げていってほしいと強く願っています。

~NCLEX-RN合格した方への朗報~
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アメリカ看護留学をお手伝いします。

1 comment

  1. ⭐︎星さん⭐︎

    先日はセミナー&個人面談ありがとうございました!星さんは現地の沢山な情報を知っていてなおかつ、とても素直に言っていただけるので本当にこちらもリアルに知りたいことを教えてくれるので今後の渡航計画にとても参考になります!まだ数年先のことですがモチベーションUPと今から自分ができることを明確にできたので2020年渡米を目指し、2019年にまた相談などして行きたいと思います!宜しくお願い致します♡

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