日本滞在レポート ~日本の看護留学関連会社や学校との提携を実現!~

日本・韓国の看護留学関連会社や学校を訪問
昨年11月から日本で開催した 「アメリカ看護留学セミナー/個人カウセリング第2弾」 と併せ、多くの看護留学関連会社や学校のスタッフにお会いしてきました。 看護留学の需要は高まっているのに、情報量が圧倒的に少ないという現状を打破したいと、多くの看護留学関連会社や学校からご連絡をいただきました。 提携を結んだところも数多くあります。 今回は、その模様をお伝えします。


◆2013年11月8日 株式会社ミレニア社 代表取締役垂井さん & マネージメント大戸さん

日米間の正看護師就職斡旋提携の打ち合わせを行ないました。 大戸さん自身が、過去アメリカで看護師としての職務経験があるため、非常に話がスムーズに進みました。

株式会社ミレニア社は、日米看護師 (医療従事者) の教育・育成の場として 「日本の現場を変えていく!」 を目標に掲げた研修を目指しており、正看護師たちの思いや発言をもとに改革を行っています。

ミレニア社と提携することで、生徒たちは日米間での医療現場のギャップや看護師としてのマネージメント、アセスメント学習ができるようになると思います。 また 「アメリカでの短期間医療研修の実現」 「何らかの事情で日本へ本帰国しなくてはならない正看護師たちのために、日本での再就職のサポートを行う」 など、日本でしかできない幅広いサポートが可能になるでしょう。

またミレニア社はここ数年、特に日本の 「在宅介護・医療」 を中心とし、10年前からは、アメリカの在宅医療システムを独自に開発し、患者のニーズに合わせた事業転換をしています。一か月後、代表取締役と最終打ち合わせすることになりました。

ミレニア社大戸さん

ミレニア社大戸さん


◆2013年11月15日 ディーサイド留学情報センター代表取締役浜端さんと打ち合わせ

浜端氏との打ち合わせで興味深い話をお聞きしました。 2010年頃は、海外を目指す看護師の問い合わせが多くあったものの、ここ数年は数件程度だそうです。 理由として、日本国内で大手留学会社が、アメリカで看護師になるのは厳しいため、代わりにカナダかオーストラリアを勧めている影響が大きいとのこと。 アメリカの医療に関しては看護留学を問わず、開かれているようで開かれていないイメージがあり、とにかく入学するまでには、現地の学生でも3~5年待ちは覚悟しなくてはならない、というイメージがあるので、アメリカ看護留学の問い合わせが来ると、やむなく「うちでは取り扱っておりません」とお断りしてきたそうです。 それどころか、看護留学を取り扱う大手同業者を勧めているということでした。

それでも、アメリカで看護師留学希望者からの問い合わせが後を絶たないため、弊社との提携を進めていくことを決心されたようです。 看護留学に関する基本的な情報から取り組んでいくということでした。 まずは、今年の秋頃に、ディーサイド留学情報センター(東京・大阪) でセミナーを開催する予定です。

ディーサイド浜端さん

ディーサイド浜端さん

◆2013年11月15日 某海外進学・キャリアサポート会社 代表取締役と打ち合わせ / アメリカ看護プログラムセミナー & カウンセリング実施

主に大学入学や大学編入のサポートをしており、日本各地に支店を持つ会社です。代表取締役は、ラジオのコメンテーターを務めながら、同時に "海外への架け橋"として、日本の高校・大学から、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、アジア各地への留学を率先的に進めてきたパイオニアです。

実は直接お会いして話をする前に、現在渡米中の看護師のサポートのご依頼がありました。 今後も引き続き 「アメリカ看護留学や国際看護師への道を繋ぐ架け橋を目指す」 会社としても事業展開したいとのこと。

アメリカの看護学校ではどのようなコースを提供し、実際にどんな形で就職までこぎつけるのか?どのくらいの実績があるのか?等の質問を受け、各プログラムコースについて述べました。 打ち合わせには全スタッフが顔を揃えており、渡米前から渡米して看護学校入学までの一連の流れ、そして補足としてOPT申請の流れをホワイトボードを使って分かりやすく説明しました。

現在、看護師からの問い合わせは、東京より地方からの問い合わせが多いとのこと。 そういえば、12月13日に開催した大阪セミナー参加者の中には、同社から紹介していただいた生徒さんが参加していました。

看護師を対象にしたアメリカ就労ビザが廃止になってからは、看護師や医療関係者からの問い合わせはめっきり減ってはいるが、今後は業務の一環として看護留学を手掛けていきたいとのこと。


◆2013年11月16日 (有) カードックプラス代表取締役手塚広美さん、および (株) Seeders代表取締役 下田 典子さんとお会いしました!

北関東を中心に、女性フォーラムをしている方です。下田さんは手塚代表のご友人で、同じく女性フォーラムの開催者の一人です。

特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会 マネージャー輿石邦子さんと橋本実和さんRN 渡米前の英語力強化校として提携の打ち合わせ

医療英語の強化校として提携を組むことになりました。 日本国内に居住する外国人に英語で対応する医療従事者のために、教科書/参考書を開発したグループの一つとしても知られています。 第20回コラムでご紹介したMasami Agarieさんも、この参考書を使って看護学生時代に勉強してきたそうです。

アメリカの看護学校のコースはじめ、渡米前から看護学校入学までの一連の流れ、そしてOPT申請について説明しました。輿石さんによると、海外で看護留学の問い合わせは、例年変わらずあり、特にアメリカは人気国だそうです。ただし、IPECは語学教育機関のため、留学斡旋事業は行っていません。 アメリカのRN資格を持つ方が教師をしているので、わかる範囲でご相談に乗っているそうです。 問い合わせや受講生のほとんどは医療英語を学ぼうとする看護師です。 最近では、セミナーに看護学生の参加も増えてきているようです。 そのため、海外でも使える医療英語コミュニケーションのコースを開講しています。

そのほかに 「アメリカの看護学生が使用している教科書について」 「授業体系」 「医療英語を効率的に学ぶためにどのように授業を進めていくと良いか?」「カリキュラム構成に際し情報は得られるか?」 などのご質問が寄せられました。 現地での看護師の現状を知ることが出来る貴重な機会になったと非常に喜んでいただきました。

IPEC輿石さん(中央)と橋本実和さんRN

IPEC輿石さん(中央)と橋本実和さんRN


◆2013年11月29日~12月1日 語学留学堂ソウル & エデユリンクソウル打ち合わせ

今回、急遽韓国に飛び、多くの留学生を抱える語学堂を訪問しました。 韓国では日本の専門学校のような施設が減少しており、韓国の看護師たちの多くは、看護大学を卒業して医療機関で働いているそうです。 なかには日本人看護師もいるということで伺ったのですが、ちょうど日本にいる家族に会うため緊急帰国されており、今回は会うことが出来ませんでした。

そもそもどうして韓国まで飛んだかというと理由は一つ。 海外看護師として、常にNCLEX受験合格率No.3に入るのが韓国人で、全米でも韓国人看護師たちの数は多いのです。 機会があれば、韓国で頑張る日本人看護師にぜひインタビューをしたいと思っています。


◆2013年12月7日~8日 ヒューマンリソース代表取締役鈴木克彦さんによるセミナー開催

生徒や顧客が求めるニーズをどこまで満足させるか! 「信用、実例、成功とは」 などをテーマにしたとてもためになる小グループ勉強会でした。

ヒューマンリソース代表 取締役鈴木氏

ヒューマンリソース代表
取締役鈴木氏

ケアーズ代表取締役手塚さん(左)

ケアーズ代表取締役手塚さん(左)


◆2013年12月13日 株式会社ミレニア社代表取締役垂井さんとの最終打ち合わせ

無事、業務提携成立となりました!

ミレニア社代表取締役垂井さん

ミレニア社代表取締役垂井さん


◆2014年1月2日 株式会社ヒューマンリソース 鈴木氏と最終打ち合わせ

◆2014年1月4日 株式会社ケアーズ代表取締役手塚広美さんと打ち合わせ 株式会社COCO塾

医療英語塾についてお問い合わせをいただきました。


日本の看護留学関連会社や学校との打ち合わせを終えて(星 宣子)

需要高まるアメリカ看護留学。 現地の声を伝えたい!
私たちは設立以来、現地の最新情報やデータをもとに、留学を希望する個人のバックグランドや現状に合わせて、渡米前のカウンセリングをはじめ、現地での学校見学を実施しています。この学校見学というのが、実はとても重要で、その学校が持つ特徴や過去のデータに加え、さらに的確なアドバイスをするのに役立っています。また日頃から、医療関係者や看護学校スタッフからのアドバイスを聞くように心がけているため、看護学校の経営状態や就職率、現地でしかわからない新しい情報を提供することが可能となっております。

望まれているのは正しい情報提供とサポート
しかし日本にいながら、アメリカ看護留学を目指すとなると、必要な情報を的確に提供するところがあるかといえば少々疑問があります。 かねてより、ネット上で書かれている看護留学情報だけでは、看護師の経験を積みたいと望んで渡米する看護留学生にとって、あまりにも情報が曖昧すぎて、不安をもたらしてしまうのではと懸念していました。 今回の訪日で分かったことは、このコラムでご紹介したような志高く素晴らしい会社もある一方で、その反対もあるということです。 日本に拠点を置きながら 「海外に現地サポートがあります! と、いかにもその現地支店があるかのように広告で宣伝している留学会社の90%以上が、実は現地の会社や学校を頼り、またはフリーランスとして活動をしている人達に現地サポートとして委託しているということがわかりました。もちろん現地で起こる問題に対処するためには、現地の人間が適材でしょう。 日本からスカイプやメール、電話をするという手段はありますが、情報を集め的確な判断を下し、迅速に行動し問題解決できるという点では適いません。 ところが、それゆえ新たな問題も発生しているようです。 弊社に実際にご相談いただいたケースでは、「渡米後に、何か問題が発生した場合は、弊社から現地サポートに連絡をするので直接訪ねて下さい」 と言われ、実際に行ってみると、期待していたような対応はなく、話をしていて 「あれ? これは現地のサポートなの?」 と疑問だらけで、また問題の解決にもならないというものでした。

日本の常識は通じない! アメリカ看護留学
下記は、弊社に寄せられたご相談の内容です。 私自身、長い間日本で教育現場におりましたが、日本では到底考えられないことばかりです。しかしこれがアメリカ看護留学の現実! すべての学校で起こっているとは言い切れませんが、少なからずとも実際にあった出来事ばかりです。

「オリエンテーション当日。 学校に行ったが急遽クラスがなくなった。今度いつ行ったら良いのですか?学校は始まるのですか?」
「講師が決まるまでの2週間は休校になる。そんなことってあるんですか?」
「クラススケジュールを欲しいと言ったら、担当者が居ないので分からないと1か月以上放置。 未だに貰えていない。でもなぜか授業は通常通りあるんです」
「教科書が2週間経っても手元に届かず、コピーで授業を受けています。これってアリですか?」
「インターナショナルアドバイザーにアポを取りたいと、何度も受け付けを通してお願いしているが、1週間も音沙汰なし」

看護留学は、渡米してからが本番です。 困った時にこそ、現地でのサポートが必要なのです。 渡米して住んでみないとわからない、予想もつかないことが日々起こっているのが異国の地での生活だからです。

今後も日本の看護留学会社や、これからアメリカで看護師を目指す方に、現地の看護師情報や過去の実例・データなどを含めてきちんとお伝えし、同時に個人に合ったカウンセリングをしっかり心掛けていきたいと思っています。 看護留学は、語学留学とは違い、ネットなどから簡単に情報を得ることは難しいのが現状です。 オフィシャルサイトは参考になりますが、まことしやかに流れている"ウワサ"に翻弄される方は多いようです。 絶対に信じてはいけません!

「看護留学について調べているだけで1年が経ってしまいました…」。 嘘のような話ですが、これが日本での看護留学情報収集の実情です。タイム=マネーです。 有効な時間の使い方と情報収集方法も、夢実現への近道であると思います。 夢を実現するのは自分自身です!